パニック障害に起因する嘔吐恐怖症と、これを軽減する対処法

パニック障害は、しばしば吐き気や嘔吐を伴うものです。元アイドルの芸能人は、かなり進行した癌を克服するほど気丈だったのに、なぜかパニック障害にはかかってしまいました。この方の気持ちの悪さは、パニックの発作が起こった時から、これを回避するために呼吸を意識して浅くすることからきていました。この方の場合、寺社めぐりを趣味とすることによって克服できました。目的はパワースポットで生きる力を得ることだったのですが、日本人は宗教施設の敷地内で無意識に深呼吸する習慣がありますので、これによって解決したというわけです。

 また、日本最強ともいえるプロ野球選手も現役時代、この病に犯されていました。この場合、落ちるという感覚が気分を悪くしたようです。物理的にではなく精神的にですが、それでも車酔いのような効果があったわけです。この方は積極的に解決したわけではなく、要は厳しい勝負の世界から引退することによって嘘のように治まったのです。

 さて、パニック障害によく付随する『嘔吐恐怖症』というものがあります。実際に嘔吐するのではなく、パニック障害によって嘔吐した際に、羞恥心や他者から拒絶されたことにより発症します。その後は嘔吐してはいけない場所、即ち人の集まる公共の場所に行くことを避け(広場恐怖)、食事量を制限し、体調不良は全て嘔吐を連想させるようになり、実際に嘔吐直前の生汗や顔面蒼白の状態になってしまいます。治療によく使われているのが暴露法という、最もいやなことと直面して症状を緩和していくというかなり過激な方法なのですが、プロの医師やセラピストがプログラミングしますので成功率はかなり高いのです。