社会適応障害になることはある?

質問:パニック障害から社会適応障害になることはある?

回答:パニック障害は分類はされていますが、大きくみて不安障害と言えます。
全般性不安障害、社会適応障害などありますが、パニック障害もそのひとつです。

そしてパニック障害はそういった他の症状と併発することがとても多くみられています。
これは、パニック障害が単独で発症する病気ではなく、他の症状と連続体(スペクトラム)として発症することから考えられています。
なので、パニック障害から社会適応障害になるのではなく、パニック障害と社会適応障害を併発していると言えるでしょう。
他にもうつ病なども併発して、パニック障害だけではなく複数の症状を発症している患者さんは決して少なくありません。

しかし、パニック障害や不安障害などの病名だけにとらわれているばかりではいけません。
病名が何であれ、自分の症状をしっかりと理解することが患者さんが第一に行うべきことです。
診断された病名よりも、自分自身に起こっている症状の内容の理解が必要です。
自分の症状を正しく理解するためにも、信頼できる専門医に早めの治療を受けましょう。
治療は抗うつ薬・抗不安薬などを服用する薬物療法、認知行動療法があります。
患者さんによって服用する薬も治療方法もそれぞれ異なってきますので、心療内科や精神科の医師とよく相談して治療を行っていってください。