軽度のパニック障害とともに日常生活を送る人々の悩み、治療の期間

ネットに心の病を売りにした人物のサイトが広まって、もう久しいです。リストカット、薬物依存、アスペルガー症候群、プチ鬱、そういった悩みを、もう個性としてコミュニケーションを広めているのです。こういうものに慣れ親しんでしまうと、心の病がファッションか何かのように誤認され、普通の人の中にも何とか自分がちょっとは異常なのだと思い込みたい傾向すらあります。しかし、甘いです。何とか日常生活を送っているパニック障害の人々は、ある程度社会生活から遠ざかっているパニック障害の人々と同じく、いやそれ以上に苦しんでいるのです。

 例えば、日常生活の特定の場所での著しい不安感。病院のMRI、美容室の席、渋滞の車内での、えもいわれぬ不安感、錯乱。また早く呼吸しただけなのに、血液中の二酸化炭素が異常減少して起こる過呼吸症候群。これらを、彼らは自力で、相当の手間と余計な時間をかけて、細心の注意を払って回避しているのです。この一刻を争うビジネスの世界で、健常な人々と戦いながら。だって、軽度のパニック症候群の人々は、パニック障害の症状が治癒するまで、とにかく今までの生活を崩したくないわけですから。友達の中にはこの病気について打ち明けられる人もいれば、性格的に伏せておかなければならない人々もいるでしょう。精神疾患への偏見に満ちた人、弱みを見せると徹底的につけ込んでくる人、そういった人々には特に気を使うでしょう。

 大雑把に治癒の見通しとしては、カウンセリングと投薬で、半年といわれています。軽度でも、これくらい。心の病はもともと時間がかかるものですが、怪我や病気に比べるとやはりいやになるほど気の長い話です。正式な治療のほかにも、ハーブで作ったリラックスドリンクが販売されており、また大好きなものや場所が症状を和らげてくれることでしょう。何より、ここを克服すれば、前より強い、安定した自分になれるはずですから、まずはいいことだけを考えて、長い病気を乗り切りましょう。