パニック障害に効果のある漢方薬

東洋医学による漢方薬の服用も、パニック障害に効果的です。
体内エネルギーの意味を持っている「気」という考え方から、3つの「気」の状態に分けた漢方薬を紹介していきます。

*気滞(気が滞る状態のこと、エネルギーの流れの異常など)

【症状】
不眠、夜中に目が覚める、寝苦しい、動悸、息切れ、腹痛、下痢、不安感、喉の不快感・違和感

【気滞に効果的な漢方薬】
加味帰脾湯(かみきひとう)、甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)、桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)、柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)、苓桂じゅつ甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、柴朴湯(さいぼくとう)、三黄しゃ心湯(さんおうしゃしんとう)、大承気湯(だいじょうきとう)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
抑肝散(よくかんさん)、香蘇散(こうそさん)、加味しょう遙散(かみしょうようさん)、四逆散(しぎゃくさん)、参蘇飲(じんそいん)

*気逆(気が上にあがる状態のこと、エネルギーが頭に逆上するなど)

【症状】
顔のほてり、のぼせ、動悸、乱脈、イライラ感、自律神経の乱れ、不眠、首・肩のこり、頭痛、手足の冷え、便秘、乾いた咳、脱毛

【気逆に効果的な漢方薬】
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、加味帰脾湯(かみきひとう)、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)、柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)、桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、温経湯(うんけいとう)、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、大承気湯(だいじょうきとう)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)
加味しょう遥散(かみしょうようさん)、四逆散(しぎゃくさん)、女神散(にょしんさん)、桂枝ぶく苓丸(けいしぶくりょうがん)、温清飲(うんせいいん)、抑肝散(よくかんさん)

*気虚(気が弱っている状態のこと、エネルギーの不足など)

【症状】
倦怠感、気力がない、疲れやすい、足がだるい、頭が重い、食欲不振、お腹が鳴る、胸やお腹が重い、しびれ、ノイローゼ、不安感

【気虚に効果的な漢方薬】
人参湯(にんじんとう)、六君子湯(りっくんしとう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、加味帰脾湯(かみきひとう)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)、大建中湯(だいけんちゅうとう)
四逆散(しぎゃくさん)、清心蓮子飲(せいしんれんしいん)