パニック障害の克服法

パニック障害を克服するには薬や医師の治療も大切ですが、それ以上に患者さん本人の「絶対に治す」という前向きな意志が何より必要となります。

パニック障害だからといって、何もかもができなくなるわけではありません。
「発作が起きるのではないか」という大きな不安要素ばかりを考えているとネガティブな気持ちに埋め尽くされてしまいますが、パニック発作は起きても数分すれば必ず治まります。
過剰に不安がらず臆病にならずに、前向きに日常生活を送っていきましょう。

また、前向きな気持ちで不安に打ち勝っていくことは、抗不安薬や抗うつ薬の服用の量を減らし、さらには服用をやめられることにもつながります。
不安を断ち切っていくための自分なりの対処法を見つけることが、パニック障害の克服の第一歩となります。

もし不安感や恐怖感が起こってしまったら、その不快な気持ちをやり過ごしてしまいましょう。
何もせずにじっとしてやり過ごすことの他にも、たとえば音楽を聴く、歌うなどといった不安を紛らわせるためのリラックス方法を見つけてみてください。
不安ばかりに気をとられないように気を紛らわせる方法「注意の拡散法」はとても効果的と言われています。

好きな趣味やスポーツを楽しむ、友達や家族とおしゃべりをする、ショッピングをするなど、自分なりのストレス解消法を見つけることも良い効果があります。
しかし、あまりに激しいスポーツや人混みの中での長時間のショッピングなどでは逆効果を生んで、発作が起こってしまうことがありますので、無理をしないように気をつけてください。

また、腹式呼吸をすることも心と体をリラックスさせる効果があります。
しっかりと息を吐いてお腹をへこませると、自然とお腹にきれいな空気を吸い込むことができます。

心や体がリラックスしていれば、不安や恐怖感は起こりません。
自分なりのストレス解消法やまたはリラックスできる呼吸法(腹式呼吸)を知っておくと、不安を紛らわせることができて、パニック障害の症状も徐々に緩和していきますよ。