過呼吸の対処法・呼吸法

過呼吸の症状が出てしまった場合は、まずは無理にでも心を落ち着かせましょう。
自分に言い聞かせるように、心の中で「大丈夫、大丈夫」と繰り返してみてください。
また何度か発作を経験している場合には「過呼吸の発作だからすぐに治まる」と自分に言い聞かせましょう。

そしてビニール袋や紙袋など、袋がある場合は袋を使って呼吸をします。
これは、袋の中に吐いた自分の息をもう一度吸い込むことで、血液中の二酸化炭素の濃度が高くなり、過呼吸の症状が次第に落ち着いてくることから対処法とされています。

しかし、袋を密着させ続けると今度は酸素の濃度が低くなってしまうので、呼吸をするときには袋と口や鼻を密着しすぎないように気をつけてください。
また、ときどき袋を口からはずしながら呼吸をしてください。
過呼吸を対処するときの呼吸法は、しっかりと息を吐く腹式呼吸が基本となります。
十分にお腹がへこむまで息をしっかり吐いてください。
そうすると自然に空気を吸い込むことができるようになります。

もし手元に袋がない場合には、手のひらをおわんのような形にして口と鼻をおおって呼吸をしてください。
手や指がしびれていることもあるかもしれませんが、まず第一に何かを使って口と鼻をおおうことを考えましょう。

呼吸が落ち着いてきたなと思ったら、少しずつ手の指や足のつま先を動かしてみてください。
リラックスさせる感覚で動かしてみると、不安や緊張がほどけていきます。

どんなときに過呼吸の発作が起きても必ず治まるものですので、まずは落ち着いて腹式呼吸をしてみましょう。
しっかり発作を対処できるようになれば、過呼吸の症状はだんだんと落ち着き、心に自信もついていきます。
次第に発作が起きる回数も少なくなっていきますので、ゆっくり発作と付き合っていきましょう。