パニック障害で服用する薬の種類

パニック障害には抗うつ薬・抗不安薬が効果が高いとされていますが、パニック障害専門の特効薬は今はまだ存在していません。
しかし薬の種類はとても多くあるので、患者さんそれぞれの症状や副作用の出方によっても薬は変わってきます。
自分に合う薬を早く見つけて使用することが何より大切です。

それでは現在、2008年からパニック障害の治療に使われている薬の種類をみていきましょう。

*向精神薬(抗うつ薬)

・選択的セロトニン再取り込み阻害薬
【SSRI】パキシル、デプロメール、ルボックス、ジェイゾロフト
うつ病やうつ状態などに

・選択的セロトニン再取り込み阻害薬
【SNRI】トレドミン
うつ病やうつ状態などに

・三環系抗うつ薬
トフラニール、アナフラニール、イミドール
精神領域におけるうつ病、うつ状態などに

・塩酸トラゾドン
レスリン、ミラドール、アビリッド
うつ病、うつ状態などに

向精神薬(抗うつ薬)は、効果が現れるまで2~3週間ほどかかります。
副作用の出るものなので、様々な種類を少しずつ服用し、自分にあった薬がどうかをしっかり確かめる必要があります。
2種類の抗うつ薬を一緒に飲むと、どちらの薬の副作用かわからなくなりますので、必ず1種類ずつ服用しましょう。
薬の数を増やしたから良くなるというわけでは決してありません。
中には複数の抗うつ薬を処方する医師もいますが、その場合は処方された理由をよく聞いてみてください。
抗うつ薬の服用期間は1~2ヶ月かけて少しずつ服用します。
症状が徐々に落ち着いて、患者さんも納得できるくらい安定したら薬の量を減らします。

*精神安定薬(抗不安薬)

【ベンゾジアゼピン系】神経症における不安、緊張、抑うつ、うつ病における不安などに

・短期作用型
デバス、リーゼ

・中期作用型
ソラナックス、ワイバックス、コンスタン、レキソタン

・長期作用型
セバゾン、ホリゾン、セルシン、セダプラン、メイラックス、セレナール

抗不安薬は、抗うつ薬の効果が現れるまで症状を抑制させるために処方する場合、予期不安や広場恐怖症を回避させるために処方する場合があります。
患者さんそれぞれの症状によって複数の抗不安薬が処方されることがありますが、長期間にわたる服用でなければ副作用が出る心配はありません。
抗不安薬には短期作用型・中期作用型・長期作用型がありますので、上手く薬を使い分けることで症状を和らげていく効果をより発揮してくれます。

*抗けいれん薬

【ベンゾジアゼビン系】精神運動発作、自律神経発作などに
リボトリール、ランドセン

薬を服用して副作用が出てしまう場合には、医師とよく相談の上、薬を処方してもらいましょう。