パニック障害はどうやって克服すれば良い?

質問:薬は飲んでいるのに、効果が出ない。
パニック障害はどうやって克服すれば良い?

回答:薬に効果がない場合には、認知行動療法を治療に取り入れてみましょう。
パニック障害は、薬物療法だけでは完治しない病気です。
克服するためには、自分から治したいという気持ちと努力を必要とする認知行動療法で根気強く治療をしていかなければなりません。
たとえば「電車に乗るのが怖い」という患者さんには、まずはじめに駅に行ってみることから始めてもらいます。
次に誰かに付き添ってもらい、一駅だけ電車に乗ってみます。
そして、誰かに付き添ってもらえば発作が起きないという状態になれたら、思い切ってひとりで電車に乗ってみる挑戦をしてみます。
もし発作が起きてしまっても、時間が経てばすぐに治まることがわかっているはずです。
焦らずに「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせ、落ち着くまで待ってみましょう。
どうしても不安な場合は薬を飲んでも構いません。
状態が落ち着いたら、また挑戦してみれば良いのです。

このように少しずつ段階を経て挑戦を繰り返していってみましょう。
ひとつひとつクリアしていくことで自分に自信がつき、だんだんとパニック発作も起こらなくなってきます。
それに伴い薬も減らしていくことができますので、認知行動療法は根本からパニック障害を治療していくことができる治療法です。