子供のパニック障害について

パニック障害は20~30代の男女、特に女性に多くみられる病気とされていますが、子供にも発症することがあります。

子供のパニック障害も大人のパニック障害と原因は特に変わらず、神経伝達物質の分泌異常や過剰なストレスから発症します。
身近な人を亡くしたり、大切にしていたペットを亡くしたり、病気をしていることによる辛さなどから、パニック発作が引き起こります。

他にもまわりからの孤立感や寂しさを過剰に感じてしまうことで、発作が起きることもあるようです。
たとえば家に帰っても親や兄弟がいなくて寂しく感じる、家ではいつもひとりで過ごしている、どんなに勉強をがんばっても褒めてもらえない、学校でいじめられている、受験に失敗した、といったような孤独や劣等感、ショックなども原因のひとつです。
親や家族から愛されたい、褒められたい、自分をちゃんと見て欲しい、認めて欲しいなどといった子供なら誰でも思っているような感情を、親や家族からもらっていないことからパニック発作が生じてしまうのです。

子供のパニック障害の発症は、子供に対しての家族の行動も関係していると言えるでしょう。
もし子供がパニック障害になってしまったら、その家族も今後の家族の在り方についてよく考えてみる必要があるかもしれません。
子供のパニック障害は子供ひとりだけの問題ではなく、家族全体で解決していくことが大切です。
学校での問題がある場合にも、家族と学校共に問題解決に協力していくべきでしょう。

また、10代でパニック障害を発症した場合は、遺伝の可能性も高く考えられていますので、心療内科・精神科などの医師によく相談してみましょう。