車の運転しても大丈夫?

質問:車の運転しても大丈夫?

回答:車を運転しているときに、パニック発作を起こした患者さんは少なくありません。
普通に車を運転しているだけでもパニック発作を発症させる例はありますし、高架下や高速道路で発作が起きることが多くみられています。

パニック障害の患者さんは、一度パニック発作を経験した状況に対して強い不安と恐怖を覚えます。
車の運転中にパニック発作を起こした患者さんは、車に乗ること自体に不安を感じ、発作が起きたらどうしよう、と思ってしまい乗れなくなってしまうのです。

しかし、車を運転することに対する不安をそのままにしておいても、不安は消えません。
どんなに不安でも怖くても、発作が起きるかどうかは車に乗ってみなくてはわかりません。
運転することに対する強い不安があったとしても、一度思い切って車に乗ってみませんか?
はじめは誰かの運転で、助手席に乗って慣れることから始めても構いません。
ひとりで不安な場合は誰かに付き添ってもらっても良いのです。
次に今度は誰かに助手席に乗ってもらって、自分で運転してみてください。
最初は近所に出掛ける程度の少しの距離から始めてみましょう。
もし運転している最中にパニック発作を起こしても焦らずに、一度車を止めて落ち着きを取り戻せば大丈夫です。

こうして車に乗ること、車を運転することにだんだんと体を慣らしていきます。
ひとつひとつ段階を経て行ってクリアしていけば、それに伴い自信もついてきます。
パニック障害だからといって、何もかもでがきなくなるわけではありません。
できなかったことができるようになるのは、患者さん自身にかかっています。
諦めずにひとつずつ挑戦してみましょう。